人事部

採用担当チーム

【採用担当座談会】寮長寮母の採用担当が、仕事のリアルを語る

共立メンテナンスでは、学生寮や社員寮を運営し、その暮らしを支える「寮長寮母」を募集しています。

今回は、寮長寮母の採用を担当する3名による座談会を実施。
日々どんな思いで求職者と向き合い、どんなときにやりがいを感じているのか。仕事の魅力も、正直に大変なところも、ありのままに語ってもらいました。

参加者紹介

Tさん:人事部 採用チーム リーダー|社歴6年。寮の営業を経て採用へ。寮長寮母・新卒採用を統括。
Sさん:人事部 採用チーム|社歴4年。ホテル部門の採用を経て寮長寮母採用を3年担当。
Aさん:人事部 採用チーム|社歴5年目。総務部を経て今年4月から寮長寮母採用を担当。

寮長寮母の採用を担う3人。まずは自己紹介から

——まずは自己紹介をお願いします。普段どんなお仕事をされているかも、差し支えのない範囲で教えてください。

T:人事部採用チームのTです。中途で入社して、社歴は丸6年ほど。もともと2〜3年は寮の営業に携わっていて、昨年から採用チームに入りました。

今は寮長寮母と新卒の採用を担当していて、寮長寮母採用では全体の統括を任せてもらっています。
休日はもっぱら某テーマパーク巡りですね。今年はもう6〜7回。先週も行ってきました。

S:結構ガチ勢なんだよね。

T:そうなんです。この話すると長くなっちゃうので、Sさんお願いします(笑)。

S:Sです。担当は同じく寮の採用で、書類管理や面接など、どちらかというと事務的な作業が中心ですね。
社歴は丸4年ほど。中途で入社して、最初はホテル部門の新卒採用、次にホテル部門の中途、そして今の寮長寮母採用へ。
寮長寮母は始めて3年なので、このメンバーの中では一番長いです。

休日はTさんと真逆で、思いっきりインドア派。毎日何かしらを“倒して”います(笑)。ゲームで狩りに行ったり、ゾンビを倒したり。

A:Aです。今年の4月から人事部に配属されて、寮長寮母の採用を担当することになりました。社歴は5年目で、去年までは総務部にいました。

今はSさんと同じく事務的な仕事が多くて、求人の掲載や面接、ご入社前の準備などを担当しています。

私もインドア派で、休日は漫画を読んだりアニメを見たり。友達と推し活をしていることも多いです。

席越しに飛び交う「これどう思う?」 声をかけ合える、にぎやかなチーム

——3名は普段どんなふうに連携しているんですか?

S:全体の統括や方向性を決めるのはTリーダーで、私たちはその下で、エントリーしてくれた方の書類選考から面接、入社までを担当します。
一人の応募者を1から100まで見るとしたら、前半がAさん、中間が私、後半は二人で分担、という感じですね。

T:雰囲気でいうと・・・おそらく人事部で一番にぎやかなチームです(笑)。

S:にぎやかな自信はありますね(笑)。人事部って黙々と画面に向かうイメージがあると思うんですけど、私たちは面接もしますし、選考プロセスで一人では判断できないこと、全員で認識を合わせておくべきことが多いんです。

だから席越しに「これどう思う?」って声をかけ合っていて、ワイワイにぎやか。
もしかしたら周囲に迷惑をかけているかもしれませんが(笑)、和気あいあいと連携できているチームだと思います。

A:配属されたばかりの私も、最初から相談しやすかったです。

困ったときは、みんなで話しながら連携していく

——選考は、どんなふうに進めていくのでしょうか?

S:面接に入ってからは、その場での判断と、二次面接官とのすり合わせになります。ただ、その前の書類の段階で「この人を選考に進めるか」を、お互いすり合わせることが多いですね。

私が判断しきれないときはTさんに相談したり、Aさんに「この人どうかな」と聞いたり。二人ともちゃんと話を聞いてくれるので。

「そもそも接客業に向いていないかも」とか、「経験はあるけれど寮長寮母としてやっていけるビジョンが見えない」とか、面接に進めるほどでもないかなと迷うときは、3人で話し合います。

面接自体は対個人なので、その場で聞いて判断するのは一人なんですけど、「私はこういうところで選んでいるんだけど」と言えば、みんな話を聞いてくれるし、自分にない視点を出してくれる。
困ったときはみんなで話しながら進める、という感じですね。

「採用してよかった」と思える瞬間があるから、続けられる

——採用担当として、やりがいを感じるのはどんなときですか?

T:入社した後に活躍しているという話を聞くと、「採用してよかった」と思いますね。採るだけが仕事ではないので、現場としっかり連携して、経験を積みながら楽しくやってくれている。そういう話を聞くと、やる気につながります。

S:同じですね。採用した方が長く勤めてくれているとか、現場で良い評判を聞くと、「この人を採ってよかった」と感じます。

あとは、おこがましいかもしれませんが「この人はこういう活躍をしてくれそうだ」っていう自分の見立てが当たったとき。
人を見る目がついてきたなと、面白みを感じます。その分、人をよく見るクセはついちゃいましたけど(笑)。

T:それはあるかもしれませんね(笑)。

A:私はまだ歴が浅くて、応募から着任まで一通り見届けた経験がないんです。
今やりがいを感じるのは、自分が面接した方に「内定です」とお伝えして、承諾していただけたとき。それが何件か出てきたので、今はそこに嬉しさを感じています。

この先、着任後に活躍されていたら、もっと嬉しいですね。

ミスマッチをどう防ぐ? 採用担当が向き合う難しさ

——一方で、大変なところも正直にお聞きしたいです。

T:今話してきたことと逆のパターンですよね。「思っていたのと違った」と、合わなくて早めに退職される話を聞くとき。
どんな説明を工夫すればよかったのか、どうアプローチすればよかったのか、と悩みます。

入社後のフォロー自体は配属先の事業部が担当するので、そこから先は我々の手を離れるんですけど、早期退職となるとその事業部にも負担がかかってしまう。
だからこそ、入口での説明は大事だなと思いますね。

S:一言では難しいですが・・・寮長寮母って世間的に知名度がある職種ではないので、求職者との認識のずれをどうなくすかが、すごく大事なんです。

ただ、会社の規定と、採用担当としての感情が両方出てくる。「規定だから破れない」とわかっていても、その人の言い分も一人の人間としてはわかってしまう。
そこで気持ちがブレてしまわないように、規定は規定としてきちんとお伝えしつつ、その方の気持ちにはちゃんと寄り添う。そのバランスを取るのが大変かもしれません。

A:私は面接が特に難しくて。最初の頃は本当にうまく話せなくて、自分の醸し出す雰囲気が、相手の不信感につながってしまうこともあるのかなと感じていました。

面接や選考で経験した、心に残るエピソード

S:最初の面接で、印象的だった話があったよね。

A:はい。初めて面接をしたとき、二次面接官に同席してもらったんです。まず私が職務経歴などを伺って、その後に面接官が話す流れだったんですけど、お互い事務的になってしまって、笑顔もなく淡々と進んで、会話が全然膨らまなくて。

そこで二次面接官がポンと会話に入ってくれた途端、その場が和んだんです。「このスキルを自分も身につけなきゃ」と。

逆に、面接官が退席した後に求職者の方の雰囲気がガラッと変わったこともあって、初手で自分がどんな雰囲気をつくれるかが大事なんだと痛感しました。

T:その点でいうと、僕は今年の3月に入社したご夫妻のことが印象に残っています。
面接当時から「寮長寮母に向いているな」と思っていた方々で、配属先の事業部長やメンバーからも「本当に優秀で、将来は地区長(複数の寮を取りまとめるポジション)になりうる人材だ」と聞きました。

エントリーいただいて採用できてよかった、自分の判断も間違っていなかったし、いろんな方のお役に立てたんだなと感じましたね。

S:この採用人事を続けられているのは、やっぱり喜びの方が大きいからなんですよね。一番大きいのは、誰かに頼りにしてもらえて、それが受け入れられたとき。

寮長寮母さんって年配の方が多くて、定年退職を迎えた方も少なくないんです。そういう方が次に活躍できる場所を探しているのが、この採用なんですよね。

新たなチャレンジをしようとするご夫婦に、私がアドバイスや意見を出すことで、よりやる気を出してくれる。
「次の活躍の場所はここに決めた」と面接で伝わってきたとき、それが入社後に活きたとき、困ったときに頼りにしてもらえたとき。それが、この仕事を続けていられる理由かなと思います。

あまり知られていない働き方だからこそ、応募前の不安に正直に答える

——寮長寮母は、住まいも生活環境も変わる仕事ですよね。面接で大切にしていることはありますか?

S:応募いただく求職者みなさんが同じ情報を持てるように心がけています。誰かが知っていて誰かが知らない、ということがないように。

それから、良いことばかりでなく悪いこともちゃんと伝えること。住宅が用意されて、水道光熱費は会社負担、引っ越しも規定の範囲内で負担してもらえるという文言は、一見いいことづくしに見えますが、その分頑張ってもらうことや制約もある。

そこを隠さずに伝えるのは、たぶん全員共通だと思います。

T:そうですね。あと僕が意識しているのは、「話す」より「聞く」こと。
求職者に何かしてあげたいという気持ちが強くなりがちなんですけど、こちらが話すより、相手から引き出すほうが大事なんです。

寮長寮母の仕事は、聞くことのほうがスキルとして高くて、聞ける人ほど現場で活躍する。だから面接でも「話すのではなく、聞くことのほうが大事ですよ」とお伝えしています。

——応募を検討している方が、ハードルを感じるのはどんなところでしょう。

S:拘束時間が長いことと、夫婦一緒の休みが取りにくいこと。これは面接でも必ず伝えています。
ただ、解消する方法もちゃんとあって、直接雇用なら有給休暇がありますし、応援の代行さんもいます。

「二人一緒」は難しくても、個人で自由に動くことはできる。事前に早めに申請すれば休みの調整も可能です。週休2日の会社でも、毎日夫婦で出かけるわけではないですよね。
月に1〜2回、休みをうまく散らせば同じような生活はできる。「24時間拘束」と字面で見ると構えてしまいますけど、そこを紐解いて理解してもらう面接を心がけています。

A:調理の面でハードルを感じる方もいらっしゃいますね。ご夫婦のどちらかが管理、どちらかが調理を担当する形なので。
実際は未経験での応募がほとんどですし、その方のスキルやモチベーションに合わせて事業所を検討します。

調理担当だけに負担がかかることは私たちも避けたいので、「パートさんが一緒に働きますよ」「管理担当の方にも協力してもらえますよ」とお伝えして、少しでもハードルを下げられればと思っています。

T:お二人と重なりますが、伝わりにくい仕事だからこそ、丁寧に、実情やリアルを伝える。それに尽きますね。
「管理人さん」みたいなイメージを持たれることもあるけど、本当の面白さは寮生とのコミュニケーションにあるので、そこはしっかり伝えたいです。

入社前のQ&Aも丁寧に解消、働くイメージを持ってもらう

——求職者の方から、よく聞かれることはありますか?

T:住まいのことはよく聞かれますね。住むところがどういう状態か、とか。逆に、業務の話は意外と聞かれないんです。

S:面接の中でしっかり説明しているのと、最近はキャリア面談も強化しているので、事前に聞いてくださる方も多いんですよね。
だから業務内容よりも、「これから自分たちはどう動けばいいか」というスケジュールについての質問が一番多いです。

それと、入社後は必ず1週間の研修があることをお伝えしています。
ある程度ご年配の方は現場至上主義というか、「現場で覚えればいい」という方も多いんですけど、「1週間研修がありますよ」とお伝えすると、「そこでいろいろ覚えられるんですね」と納得してくださる。だから業務についてあれこれ聞かれることは、あまりないですね。

「人を支えたい」気持ちがあれば、挑戦してほしい

——どんな方に、この仕事を知ってほしいですか?

S:人と触れ合うことが嫌いじゃなければ、どんな方でもまずは話を聞きにきていただきたいと思っています。
「接客業をしていました」「管理業をしていました」という方でも、この仕事ならではの管理や接客、掃除はまた全く別物なので、経験がそのまま活きるかというと、そうでもなかったりするんです。

だからこそ、「人を支えたい」「ホスピタリティに興味がある」という方には、ぜひやってみてほしいですね。年齢についても、セカンドキャリアを考える方から若い方まで、幅広い世代に活躍してほしいと思っています。

お住まいを伴う働き方なので、ご家庭の状況によってはご相談しながら進めることもありますが、できるだけ多くの方に挑戦していただけるよう、私たちも工夫を重ねているところです。

A:まだ2〜3ヶ月の私の実感ですけど、気さくで穏やかで優しい雰囲気の方は、寮生さんからも信頼されるなと感じます。

あとは、いろいろな経験を積まれて、何が起きても動じずどっしり構えられる方。本人が醸し出す雰囲気って大事で、笑顔でコミュニケーションが取れて、「この人になら言ってみてもいいかも」と思ってもらえることが一番だと思います。

T:「若い方のために何かをするのが好き」という方なんだろうな、と思います。年齢層はあまり関係なくて、若くてもベテランでも、その意思があればできる仕事ですから。

迷っているなら、まず一歩。応募を考えているあなたへ

——最後に、求人に興味を持っている方へメッセージをお願いします。

S:悩んだり、気になったら、まず一度お問合せだけでもしていただけたら嬉しいです。
今うちで働いている寮長寮母さんの8割以上が、未経験なんです。
はじめは右往左往しながら、「人をサポートしたい」「若者を助けたい」という気持ちで徐々に経験を積んでいる方ばかり。
人を支えたい・役に立ちたい・社会貢献したいという気持ちがあれば大丈夫です。

T:Sさんが全部言ってくださったので私はいいかな(笑)。
簡単な仕事ではないと思います。でも、寮生さんから感謝の言葉をもらったり、卒業して退寮した寮生がまた訪ねてきてくれたり。

大変だけれど、やりがいの大きい仕事です。そのやりがいを感じてみたい、という方が応募してくださったら嬉しいですね。

A:お二人のおっしゃるとおりですね。
私自身が、当社の選考を受けていたときから「人が良い会社だな」と感じていました。何かあったとき頼れる人が、本社にもたくさんいます。
不安に思わず、一緒に頑張りたいと思っていただけたら、ぜひご応募ください。

最後に

3人の話から見えてきたのは、良いことも大変なことも包み隠さず伝え、求職者一人ひとりと丁寧に向き合う採用チームの姿でした。

「人を支えたい」という気持ちさえあれば、経験や年齢は大きな壁にはなりません。
寮長寮母は、入居者の毎日を支えると同時に、働く人自身にとっても新しい活躍の場になりうる仕事です。
少しでも心が動いたなら、その気持ちを大切にしてみてください。

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