家賃や生活費の不安を抱える50代へ。住まいと仕事をひとつにする働き方という選択肢

「この先、家賃をずっと払い続けられるだろうか」
「年金だけで、今の生活費をまかなえるのだろうか」

50代を迎えると、これまではあまり意識してこなかった「住まいと暮らしのお金」が、急に現実味を帯びてくる方も多いのではないでしょうか。

子どもの独立、住宅ローンの残り、賃貸の更新料、物価の上昇。気がつくと、自分自身の老後について、具体的に考えなければならないタイミングに差しかかっています。
節約や見直しを重ねている方も多い一方で、「どれだけ工夫しても、家賃や住居費そのものはなくならない」という現実に、行き詰まりを感じている方も少なくないはずです。

そんな方に知っていただきたいのが、住まいと仕事をひとつにするという働き方です。共立メンテナンスでは、寮長・寮母として、暮らしながら働くという選択肢をご紹介しています。

50代が抱える「住まいと暮らしのお金」への不安

総務省の家計調査によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、平均的な実支出が月25万円前後となっています。
一方、受け取れる公的年金の平均額はそれを下回る世帯も多く、不足分を貯蓄から取り崩していく構造になりがちです。

これは決して特別な家庭の話ではありません。50代の今まさに働いている方の多くが、いずれ向き合うことになる現実です。老後の家計についてもう少し具体的に知りたい方は、こちらの記事も参考になります。

なかでも、家計の中で大きな比重を占めるのが住居費。家賃にしても住宅ローンにしても、更新料や修繕費を含めれば、月々の支出はなかなか小さくなりません。

さらに、ここ数年の物価上昇によって、食費や光熱費といった生活費も、同じ暮らしを続けているだけで増え続けている状態です。

物価高の中での暮らし方については、老後生活費の不安をどう和らげる?物価高時代の暮らし方の選択肢でも詳しく取り上げています。

出典:家計調査報告(家計収支編)|総務省統計局

節約だけでは限界がある、という感覚

固定費の見直し、自炊、省エネ、サブスクの整理。できる工夫はすでに取り組んでいる、という方も多いはずです。

それでも、家賃そのものをゼロにすることはできない。節約には「我慢」が伴う。そう感じている方にこそ、節約とは別のアプローチがあることを知っていただきたいと思います。
それは、お金を「減らす」のではなく、家計の構造そのものを変えるという考え方です。

住まいと仕事をひとつにする選択肢


働く場所と住む場所が同じ。寮長・寮母の働き方の特徴のひとつです。
寮の運営をサポートしながら、寮の中で生活する。家賃や光熱費といった生活コストの大部分が抑えられる仕組みになっており、毎月の固定費に対する不安が大きく軽くなる働き方です。
「住み込み」と聞くと、古い時代のイメージを持たれる方もいるかもしれません。けれども実際には、プライベートの空間がきちんと確保され、自分の時間も大切にできる暮らし方として、近年あらためて注目されている働き方でもあります。

特に50代以上の方にとっては、通勤の負担がなく、体力的にも無理がない働き方です。生活の基盤が安定し、寮生や同僚との自然なつながりが生まれることで、孤立しがちな50代以降の暮らしに、新しい人間関係が育っていきます。

シニア世代の働き方全般に関心のある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

寮長・寮母の仕事とは

寮長・寮母の仕事は、学生寮や社員寮で生活する人たちが、安心して毎日を過ごせるように環境を整える仕事です。

主な業務は3つあります。ひとつは食事の提供。寮生のための朝食・夕食を、決められた時間に準備します。家庭料理の延長線上にある、栄養バランスを意識した献立です。
次に生活サポート。共用部の清掃、来訪者の対応、簡単な事務作業など、寮全体が気持ちよく回るように整える仕事です。

そして大切なのが、寮生一人ひとりへの見守り。日々の挨拶、ちょっとした体調の変化への気づき。そうした積み重ねが、寮生にとっての「安心できる居場所」をつくっていきます。

「ただいま」「おかえりなさい」が毎日つながる場所。それが寮長・寮母の働く現場です

仕事内容をもっと詳しく知りたい方は、寮長寮母として働く魅力や寮の調理のページもご参考になさってください。

「ずっと現場にいる」イメージとのギャップ


寮長・寮母の仕事と聞くと、「24時間ずっと現場にいなければいけないのでは」と心配される方もいらっしゃいます。
実際には、1日の中でメリハリのある時間配分になっており、日中はまとまった自由時間を確保できるのが一般的です。
朝の食事提供と寮生の見送りを終えると、日中は買い物や趣味、休息にあてられる時間が広がります。そして夕方から夜にかけて、夕食準備と寮生対応の時間に戻る。

このリズムで働いている方の中には、習い事を続けている方、ジムや散歩を日課にしている方、孫の世話に時間を充てている方もいます。「寮長・寮母 = 拘束時間が長い」という昔ながらのイメージは、今の寮運営にはあてはまりません。ライフスタイルを大切にしながら働けるかどうかは、長く続けるうえでとても重要なポイントです。
実際の1日の流れについても詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

50代だからこそ活かせる経験がある

寮長・寮母の仕事に、特別な資格や経験は必要ありません。一方で、誰にでも同じようにできる仕事かというと、そうではない部分もあります。

この仕事で求められるのは、これまでの暮らしの中で自然と身につけてきた力です。相手の立場に立って物事を考える力、状況に応じて落ち着いて対応する力、人との関係を丁寧に育てていく姿勢。
子育てや家事、仕事や地域との関わりの中で培われたこうした力は、まさに50代以降の方が豊かに持っているものです。

寮生にとっても、人生経験のある寮長・寮母の存在は、家を離れて暮らすうえで大きな安心感につながるでしょう。

現役で働かれている方のリアルな声は、寮長寮母のインタビューでもご覧いただけます。

1日から試せる「応援社員制度」

「住み込みで働くという選択肢には興味があるけれど、いきなり生活を変えるのは不安」。そう感じる方も少なくないと思います。

共立メンテナンスでは、まずは1日単位で寮運営の現場を体験できる仕組みを整えています。業務委託のかたちで現場に入り、雰囲気や仕事の流れを実際に見てから、自分に合う働き方かどうかを判断することができます。

自分の都合に合わせて日程を選べるので、副業・複業として続けることもできますし、フルタイムでの就業を検討する前のステップとしても活用できます。
「やってみないと分からない」という不安を、少しずつ和らげていける仕組みです。

将来的に寮長・寮母として働くことを考えたい方には、登録制度もあります。詳しくはこちらもご覧ください。

知っておきたい、寮長・寮母という働き方の現実


ここまでお伝えしてきた魅力の一方で、知っておいていただきたい現実もあります。
住まいと仕事の距離が近い分、完全にオフの時間と切り分けにくい場面があります。人と関わる仕事だからこそ、思い通りにいかないこともあります。
夫婦で取り組む場合は、二人で話し合いながら進めていく姿勢も求められます。

楽な仕事ではありません。ただ、「だからこそ続けられている」という声も多く聞かれます。

毎日「ありがとう」と言われる仕事。誰かの暮らしを支えているという実感が、日々の充実感につながる仕事。それが、寮長・寮母という働き方の本当の姿です。

まとめ

家賃や生活費の不安は、節約だけで解決しようとすると、どこかで限界にぶつかることもあるでしょう。
けれども住まいと仕事をひとつにすることで、生活費の構造そのものを変えるという選択肢が見えてきます。

寮長・寮母は、ライフスタイルを大切にしながら長く続けられる仕事です。
50代までに培ってきた経験がそのまま活かせる仕事でもあり、いきなり大きく生活を変えることに不安があれば、応援社員制度を使って1日から現場を体験することもできます。

これからの暮らしを、もう一段安心できるものにしたい。
そう感じている方にとって、寮長・寮母という働き方は、節約とはまったく違う角度から家計の不安を軽くする現実的な選択肢になり得ます。
まずは、こういう働き方があるということを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

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