人と暮らしを支える、
共立メンテナンスの寮事業

共立メンテナンスは、1979年の創業以来、「安心して暮らせる場の提供」を通じて、社会の基盤づくりに貢献してきました。寮事業はその原点であり、全国の学生寮や社員寮を運営し、多くの方々の暮らしを支えています。

学生にとっては、ひとり暮らしの不安を和らげ、自立と成長を促す“もうひとつの家”であり、保護者にとっては安心して子を送り出せる場所です。企業にとっては、人材の採用・定着・育成を支える生活インフラであり、社員の心身の健康を守る重要な役割を担っています。

さらに地域社会にとっては、交流やつながりを生む拠点として、地方創生・国際交流・高齢単身者支援など、多方面にわたり社会的課題の解決にも寄与しています。

寮事業のしくみと特徴

共立メンテナンスの寮事業は、全国各地に学生寮や社員寮を展開しています。家具や共用設備を備えた快適な住まいに加え、朝夕二食の食事提供、そして寮長寮母による常駐体制を組み合わせ、暮らしを総合的に支えています。食事は管理栄養士が考案した献立をもとに、手作りで温かく提供。健康面にも配慮した内容が高く評価されています。

運営形態は、自社運営だけでなく、学校や企業が所有する寮や施設の受託運営も行っており、契約から水道光熱費管理、鍵の引き渡し、入退去対応まで一貫して担うことで、学校や企業の負担軽減にもつなげています。長年の実績と全国ネットワークを活かし、転勤や進学などのライフステージの変化にも柔軟に対応できる体制を整えています。

社会に広がる、寮事業の役割

寮は「住むだけの場所」ではありません。学生寮では、RA(レジデント・アシスタント)制度やイベント運営を通じて、学生同士の交流や人間力の育成を促しています。社員寮では、健康経営やメンタルケアを支える見守り機能があり、転勤や異動に伴う暮らしの変化にもスムーズに対応しています。

こうした取り組みにより、学生や若手社会人の生活基盤を安定させるだけでなく、地域社会との接点を生み、地域活性化や国際的な人材交流にもつながっています。

共立メンテナンスならではのつよみ

寮事業のつよみは、寮長寮母が住み込みで常駐し、顔の見えるサポートを行っている点にあります。日常的な見守りや声かけを通じて入居者の様子を把握し、健康不調や生活上の困りごとにも迅速に対応します。災害時には現場での判断に基づき、的確かつ迅速に行動できる高い対応力も備えています。

加えて、管理栄養士が設計した献立による手作りの食事提供は、多くの学校や企業から高く評価されており、日々の健康を支える重要な要素です。さらに、RA制度や交流イベント、地域プロジェクトなどを通じ、生活面だけでなく、人間的な成長やコミュニティづくりにも力を注いでいます。

未来に向けた展望

これからの寮の役割は、「住む場所」から「支える・つながる・守る場」へと広がっていきます。共立メンテナンスは、RAプログラムや学習支援サービス、地域連携プログラムを通じて、入居者の自立や成長を後押しする環境づくりを進めています。

さらに、学生や若手社会人から中高年・シニアまで、多世代が交流できる共生型寮の展開、全国5万室規模のネットワークによる地域課題解決、Uターン・Iターン支援や県人寮の代替機能など、地域社会と密接に関わる新たな取り組みも計画しています。環境・社会・ガバナンス(ESG)への取り組みやDXを通じたサービス高度化にも注力し、持続可能で柔軟な寮運営を目指しています。

寮長寮母という大切な役割

寮長寮母は、入居者にとって最も身近で安心できる存在です。日常の見守りや声かけから健康や生活の変化に気づき、必要なサポートへとつなげます。特別な資格や経験は必須ではありませんが、多様な人と関わる柔軟さや、相手の立場に立って考える姿勢が求められます。

この仕事の魅力は、人とのつながりを日々実感できることです。「ありがとう」「助かりました」という言葉を直接いただける機会が多く、やりがいや達成感を感じながら働けます。人生経験や培ってきた人間力を活かし、入居者に安心と温もりを届ける。それが寮長寮母の大切な役割です。

寮事業のこれから

当社寮事業は、創業以来掲げてきた「顧客第一を会社の心とする」という理念を根幹に据え、全国の学生様・社会人様に「安心安全で快適な住環境」を提供してまいりました。更に社会の発展に寄与すべく、下記のビジョンを掲げ事業を推進してまいります。

POINT 01
「生活の場」から「学びと成長の場」へ

時代の変化とともに、入居者様のニーズも「安心安全で快適な生活」から「自立・交流・成長」へとシフトしています。当社はこうした潮流を先取りし、RAプログラム、学習支援サービス、地域連携プログラムなどを通じて、住まいが単なる生活インフラにとどまらず、入居者の人間的な成長を後押しする居住空間へと進化することを目指します。

POINT 02
持続可能な社会に貢献する全国50,000室のネットワーク構想

ドーミーを単なる住まいの施設ではなく、「全国の学びのフィールド」「人と地域を結ぶプラットフォーム」として進化させ、OBOG・教育機関・自治体・企業との連携によって社会課題の解決に寄与するインフラへと育成することを目指します。

POINT 03
多世代共生型ドーミーの展開

学生・若手社会人から中高年・シニアまで、多様なライフステージに応じた寮設計とサービスを提供し、「年齢・属性を越えた交流と相互扶助」が生まれる共生型社会の実現に貢献します。

POINT 04
地域貢献と人材育成の拠点化

RAプログラムや地域プロジェクトへの参加を通じて、入居者が地域社会との接点を持ち、帰属意識や社会性を育む環境づくりを推進。Uターン・Iターン支援、県人寮の代替機能も担うことも目指します。

POINT 05
サステナビリティとDXの両立による経営基盤の進化

気候変動対応(TCFD)を含む環境・社会・ガバナンス(ESG)への取組を加速。また、DXを通じた業務効率化・サービスの高度化により、より強靭で柔軟な寮運営体制の構築を目指します。

これらのビジョンの実現を通じて、当社寮事業は「日本一の下宿屋」を超え、地域・社会・未来に貢献する生活支援プラットフォームとしての新たな価値創出を担ってまいります。

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