人生後半に選ぶ、暮らしと人を支える新しい挑戦
「子育てがひと段落した」「定年を迎えた」「夫婦で新しいことを始めたい」。そんな方々が、第二の人生の舞台に選んでいるのが、寮長寮母の仕事です。暮らしも仕事も同じ場所で。誰かの役に立つ日々を。その実例を、先輩の声とともにご紹介します。

先輩たちが選んだ、これからの人生のかたち
「子育てが落ち着いたから」「定年を迎えたから」「夫婦で一緒に働きたいから」理由はさまざまですが、第二の人生の舞台として寮長寮母を選んだ方がたくさんいます。ここでは、退職後にご夫婦で全国各地の寮を巡る方や、子育て後に単身で挑戦した方など、実際のストーリーをご紹介します。きっと、自分に重ねられるエピソードが見つかるはずです。
都内学生寮(寮長)

妻の療養が必要になり、夫婦一緒に働きながら生活できる仕事を探していました。当時の私は早朝に出勤し、日付が変わる頃に帰宅する生活を繰り返しており、妻を一人にしておくのは難しかったのです。住込みで働ける共立メンテナンスの寮長寮母の仕事はまさに求めている仕事でした。
当時は不安も大きかったですが、担当者のサポートがあり安心して仕事が始められました。今では地区長として約50棟の寮を統括も担当しています。
都内学生寮(寮長)

寮長寮母の仕事に携わるようになってからは13〜14年ほどになります。以前は北海道で運送業に従事していましたが、体力的に厳しくなってきたことと、毎年の雪かきも負担に感じていたので、子どもたちが独立したタイミングで雪のないところで暮らしたいと考えるようになりました。
住込みの仕事なので、地方から上京しやすいのと経済的なメリットが大きく、助かっています。この仕事を見つけてくれた妻に感謝しています。
都内学生寮(寮母)

夫と共働きで、仕事と子育てを両立させながら過ごしてきましたが、子どもたちが大学へ進学する頃に学費の負担を感じるようになりました。私も協力して本格的に働ける場所がないか探していて、共立メンテナンスの寮長寮母の仕事に出会いました。
寮長寮母の仕事は未経験。ただ、家事や食事づくりは長年やってきたことでもあります。これまでの経験を仕事に活かせるかもしれないと思えたことが、この仕事を始める後押しになりました。

暮らしと仕事がつながる日々
寮長寮母の仕事は、生活と仕事が同じ場所で自然につながっているのが特徴です。朝夕の食事提供や入居者の見守りはもちろん、昼間は比較的自由な時間が多く、趣味や散歩を楽しむ方もいます。どのような時間の使い方ができるのか参考にしてください。

寮長は主に施設の管理業務、寮母は調理を担当します。基本的には寮長と寮母で役割が分かれていますが、それぞれに忙しい時期があるため、お互いにフォローし合いながら業務を進めていきます。繁忙期に当たる春の入退寮時期などは協力して対応し、調理の仕込みが大変な時は手伝いに入ることもあります。(単身で勤務する場合は業務範囲が異なります。)

働くことで得られる価値や魅力
寮長寮母の仕事には、ほかの仕事にはない魅力があります。学生や社会人の成長を見守り、生活を支えるやりがい。住み込みだからこその経済的な安心や、未経験からでも始められるサポート体制も整っています。夫婦や姉妹、単身など、それぞれの形で働ける環境があり、誰かの暮らしを支えることが、自分のよろこびにもつながります。

子育ても終わり、そろそろ自分たちの時間を大切にしたい。定年後も、誰かのお役に立てる仕事がいい。
これからの働き方を考える方に選ばれているのが、寮長寮母という仕事です。生活の場に寄り添いながら、健康や安心を支え、朝夕の食事や日常の見守りを通じて、入居者との信頼が自然に育まれます。
全国各地に勤務地があり、夫婦でも単身でも始められる環境と、家賃・光熱費負担のない安定した暮らし。資格や特別な経験がなくても、これまでの人生で培った人柄や気配りが、そのまま大きな力になります。
ここからの時間を、暮らしと仕事が一つにつながる日々に。私たちと一緒に、新しい一歩を踏み出してみませんか?